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できる理由を考えた年

2022-12-31

 2022年も残すところあとわずかとなりました。今年は少しずつ行事やイベントができるようになっていく中で、できない理由を考えるのではなく、どうすればできるのか・できるようになるのかを強く思う一年になりました。
 そして、仲間と共に色々なことを考えたり、取り組みに参加させていただいたりと、新たなつながりが沢山生まれました。わちゃわちゃ感もさらに増して楽しい大切な時間も過ごせました。

 2023年はつながりやご縁を生かし、前面に出て「輪」を広げていく年にしたいと思います。

市役所の移転について

2022-12-28

 先日、会派(夢みらい鎌倉)の賛成討論を記載しましたが、市役所の移転についての3点の考え方を改めて載せます。

●市民の命を守る防災の観点
 討論でも申しましたが、30年以内に70%の確率で大規模な地震が発生するといわれています。その時に市役所が機能を保つためには、現庁舎では難しいです。
 東日本大震災や熊本地震で被災地の自治体庁舎が被害に遭ったことからも、損壊による初動の遅れや業務機能の停止等、住民の被害が大きく拡大するリスクをはらんでいます。また、築50年以上の建物であり、市民対応のスペースや職務スペース、環境も良いとは言い切れません。
 今後いつまで使い続けるのか。10年なのか20年なのか、耐震補強等では一時的にコストは抑えられるものの、老朽化の解消とはならず、抜本的な対策を図る必要があり、市民の拠り所となる庁舎がしっかり機能を果たす庁舎であるためにも本庁舎移転は喫緊の課題であると考えます。

●公共施設の再編
 昭和30年代からの急激な人口増加を背景に、多くの公共施設を整備してきましたが、現在、これらの公共施設の老朽化が進み、今後集中して必要となる施設の維持・改修などに係る多額の費用確保が課題となっています。
【新庁舎整備】
 技術革新が早く働き方が変わってきています。それは市役所の機能も同様であり、進歩がもらたすことによりサービスの提供方法が変わっていきます。行政手続きがオンラインでも可能となり、自宅等やスマホからでもサービスを受けられるようになります。もちろん対面型の窓口も設置し、オンラインが苦手な人も安心できる環境や相談事を一か所で完結できるようにしていきます。
 そして、市民交流のスペースを充実させることで、市役所への手続き以外にも訪れて過ごせる場所を整えて、一人ひとりのライフスタイルに合わせた便利な市役所、行かなくてもいい市役所を目指します。

【現在地利活用】
 現庁舎は土日はほとんど利用されていない状況です。これまでの鎌倉の歴史や文化を考える中、中心の地であることは理解していますが、多くの方々訪れる玄関口としての鎌倉でもあり、この場所を新たに活用していくことが重要だと思います。
 行政サービスの提供の場としてこれまで同様に相談や手続きを支える場を残しながら、図書館や学習センター機能など、世代性別を超えた交流ができるスペースを確保し、屋外スペースも含めて、市民が中心の鎌倉の拠点につなげていきます。

●まちづくり
 深沢地域における整備事業は50年に一度のまちづくりだと認識しています。これまでの鎌倉を継承し、これからの鎌倉をどうしていくか、未来を考えるうえで、様々な意見や声を聴いて、市民と一緒に創り上げていくことが、今まさにできる機会です。
 私の原点であります「みんなで創る鎌倉を目指して」、引き続き、一つひとつ取り組んでまいります。

【賛成討論】市役所の位置を定める条例

2022-12-26

 本日、12月定例会最終日の本会議において、市役所の位置を定める「鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について」の採決が行われました。

 条例改正には出席議員の三分の二以上の賛成が必要な特別多数議決となっており、出席議員26名のうち18名以上の賛成が必要な議案で、結果は賛成16名、反対10名となり否決となりました。

 各会派や議員より、議案に対する討論があり、我々会派「夢みらい鎌倉」は賛成討論をしました。以下に長文となりますが、討論内容を記載いたします。


 議案第51号鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について、夢みらい鎌倉を代表して賛成の立場で討論に参加いたします。

 本市の本庁舎を始めとした公共施設は、昭和30年代から40年代にかけて行われた大規模な宅地開発により、集中的な人口増加に合わせて整備されてきたものです。2012年に起きた笹子トンネル事故をきっかけとして全国的に公共施設の老朽化が問題となり、本市においても平成27年3月に公共施設再編計画を策定し、老朽化した市内の公共施設の今後の在り方が示されました。今後、人口減少が予想され、さらには昨今の厳しい財政状況の中、持続可能な都市経営を進めて行くためには公共施設の再編が必須の課題であると認識しております。

 現在の本庁舎は、昭和44年に整備され、整備から53年が経っており、建物や設備の老朽化、さらには行政需要の増大に伴う職員数の増加等によって執務スペースが手狭となり、分庁舎や敷地外に執務室を設置せざるを得ず、業務の非効率化が見られ、市民生活への影響も出てきている状況といえます。

 特に問題と考えられるのは現庁舎の耐震性であり、耐震改修等によりIs値0.6の耐震性は確保しているが、震度6クラスの地震では倒壊の危険性は低いものの、市役所機能としての業務継続に求められるIs値0.9の耐震性は有しておらず、大規模な地震が発生した場合は業務継続が困難であり、市民生活への大きな影響が考えられます。

 公共施設再編計画では、「本庁舎は本市の防災中枢機能を果たす施設の一つであることから、現庁舎の防災的な課題解決に取組みながら、現在地建替え、現在地長寿命化、その他の用地への移転方策などについて検討し、平成 28 年度までに将来の整備方針を決定する。」と再編内容が示されています。

 これを受け、平成28年度に本庁舎整備方針策定委員会が設置され、「防災・減災」、「機能・性能」、「まちづくり」及び「時間・コスト」の観点から検討が進められ、平成29年3月に「本庁舎整備方針」が策定されて、最終的にその他用地へ移転して整備する方針が決定されました。

 現在地での建て替えでは、風致地区による建物の高さ制限(10m)により高層化ができないことや、埋蔵文化財包蔵地に指定されているため、遺構に影響を与えないためには最大でも2階建ての高さの軽量な建築物とする必要があり、本庁舎としての機能を維持するために必要な床面積が確保できないことや仮庁舎への引っ越し費用等がかかることなどから、「本庁舎は移転して整備する」方針が決定されたと認識しています。

 その他用地をどこにするかは、平成29年度に『公的不動産利活用推進方針』が策定され、深沢地域整備事業用地と梶原4丁目の野村総研跡地が候補になりましたが、市民の利便性やまちづくりの視点で評価が行われ、移転先が深沢地域整備事業用地に決定されました。

 その後、令和元年7月には『鎌倉市本庁舎等整備基本構想』を、令和4年9月には『鎌倉市新庁舎等整備基本計画』が策定されました。また、住民要望が多かった現在地の活用については、本年9月に『市庁舎現在地利活用基本構想』が同時に策定されました。

 それぞれの計画、構想の策定に当たっては、移転して整備していく方向性が決まってから5年あまりの歳月をかけ、専門委員はもちろんのこと、多くの市民も参加し、市民対話やワークショップ等を行い、多くの時間と労力をかけて策定されてきたものと認識しています。

 また、移転先の深沢整備事業用地の浸水洪水の懸念については、深沢地区まちづくり方針実現化検討委員会防災部会報告書で専門家が明らかにしています。

 最大規模の想定である年超過確率 1/1000(24 時間で 632mm)の降雨に対しては、地区全域で 0.5m未満~3mの浸水が想定されるとしていますが、「どのような被害が生じる可能性があるかを正しく認識し、災害発生時の避難や事後対応のあり方を考えるためのものなので、この降雨に対して対応可能なハード対策としてのインフラを整備することは、経済的にも環境的にも現実的ではなく、ソフト対策も含めた対応策を推進していくことが重要」としています。

 今回の事業計画では、年超過確率 1/100(24 時間で 302mm)の計画規模の降雨に対しては、24,000㎥の雨水調整池をあらかじめ設置する計画であり、最大想定規模1/1000確率(24時間632mm)の浸水に対しては、宅盤を上げるとともに、今後しっかりとしたソフト施策を構築していくことで災害に強く、受援力が備えられると考えています。

 また、洪水浸水で被害が最も甚大化する最大の原因は堤防の決壊ですが、柏尾川は掘り込み河道であり、浸水が広がるスピードは緩やかで水位の上昇も急激にはならないため、鬼怒川や岡山県において発生した堤防決壊のような流速の速い浸水にはならないと報告されています。

 以上のことから、先ずは現庁舎の耐震性に大きな不安があり、30年以内に70%の確率で発生予測されている南海トラフ地震や首都直下地震など大規模な地震が発生した場合でも、市民の拠り所となる庁舎がしっかり機能を果たす庁舎であるためにも、本庁舎移転は喫緊の課題であると考えます。

 さらに、本庁舎移転は公共施設再編計画の柱となる施策であり、本庁舎が移転することにより現庁舎跡地の活用が可能となります。

 『市庁舎現在地利活用基本構想』では、市民の皆様が行う諸手続きや相談に必要な窓口はしっかり残し、さらには老朽化した中央図書館や学習センターの複合化も構想に入っており、市民サービスの提供・公共施設再編と民間機能の導入による賑わいや憩いも創出する場として市民のための利活用が検討されています。また、新庁舎へは、老朽化とともに地盤が心配な大船消防署と深沢消防署の集約化による併設も計画されており、本市が抱える様々な課題解決のためにも、鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について強く賛成するものです。


市役所の位置を定める条例 否決

2022-12-26

 本会議で議決が行われた「鎌倉市役所の位置を定める条例改正の議案」が否決となりました。

出席議員の三分の二以上の賛成が必要な特別多数議決であり、可決には賛成が18名以上が必要でした。

【採決結果】

●賛成(16名)

・夢みらい鎌倉
 日向慎吾、中里成光、池田実、前川綾子

・鎌倉のヴィジョンを考える会
 中村聡一郎、後藤吾郎、久坂くにえ

・公明党鎌倉市議会議員団
 大石和久、児玉文彦、納所輝次

・神奈川ネットワーク運動・鎌倉
 保坂令子、井上三華子

・自由民主党鎌倉市議会議員団
 森功一、志田一宏

・鎌倉かわせみクラブ
 竹田ゆかり

・会派に属さない無所属議員
 くり林こうこう

●反対(10名)
・鎌倉のヴィジョンを考える会
 出田正道

・日本共産党鎌倉市議会議員団
 吉岡和江、武野裕子、高野洋一

・鎌倉かわせみクラブ
 くりはらえりこ

・鎌倉アップデートチャレンジ
 藤本あさこ、岡田和則

・会派に属さない無所属議員
 千一、松中健治、長嶋竜弘

危険ブロック塀について

2022-06-21

 鎌倉市では、第 3 次鎌倉市総合計画第 4 期基本計画の最終年度である令和7年度末までに、「市内の通学路における危険ブロック塀等の改善率」を73%と掲げています。

 これまで、倒壊による被害を防止するため、危険なブロック塀等の除却工事を行う場合、及び除却後に軽量なフェンス等を設置する場合には、補助金を交付しており、改善に向けて取り組みを強化しています。先日の6月定例会における一般質問では、現状と今後の改善に向けた取り組みについて議論をさせていただきました。

 危険なブロック塀等の除却費用補助制度

 通学路における危険ブロック塀の改善率は、令和3年3月時点において60.5%となっており、所有者に対しては危険な状態であることや、助成制度の説明を丁寧に行っているとのことです。

 私からは、所有者へ無理に改善を求めることはできず難しいところではありますが、通学路沿いで子どもたちが日々歩いているため、危険なブロック塀の近くは歩かないように気づかせる工夫や、通学路については10分の9の補助金が交付されるので、引き続き粘り強く働きがけを行うようにお願いいたしました。

 いつ起きる分からない自然災害を人の力では発生を防ぐことはできませんが、減災は取り組めばできることもあります。これからも通学路の安全安心の確保を図ってまいります。

新庁舎の整備及び現在市庁舎が建っている敷地の新庁舎整備後の利活用

2022-06-18

 鎌倉市新庁舎等整備基本計画(素案)及び鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想(素案)への意見募集について、本日から意見公募手続(パブリックコメント)実施説明会が開催されます。

日程時間会場
令和4年6月18日(土)10時30分から11時30分鎌倉生涯学習センター2階ホール
令和4年6月18日(土)19時から20時深沢学習センター1階第1集会室
令和4年6月19日(日)10時30分から11時30分腰越学習センター2階第3集会室
令和4年6月19日(日)15時から16時大船学習センター3階第1集会室
令和4年6月20日(月)19時から20時玉縄学習センター3階第4集会室
令和4年6月21日(火)19時から20時大船学習センター3階第1集会室
令和4年6月22日(水)19時から20時鎌倉生涯学習センター2階ホール
令和4年6月23日(木)19時から20時腰越学習センター2階第3集会室
令和4年6月28日(火)19時から20時深沢学習センター1階第1集会室
令和4年7月3日(日)10時30分から11時30分玉縄学習センター1階第1集会室

※開場時間は各日程開始時間の30分前です。

 申込は不要です(当日先着順)。当日開場時間に直接会場へお越しください。なお、来場者多数の場合、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場をお断りさせていただくことがあります。ご了承ください。

 また、意見公募手続(パブリックコメント)も実施しております。鎌倉の未来を創り、皆様と共に歩んでいく、新たな交流の場やより利用しやすい行政サービスの拠点とするべく、ご意見をお聴かせください。

 ・意見募集期間

  令和4年6月11日(土)から 令和4年7月10日(日)まで


鎌倉市本庁舎等整備事業特設サイト

鎌倉市新庁舎等整備基本計画(素案)(PDF:7,094KB)
鎌倉市新庁舎等整備基本計画(素案)(概要版)(PDF:992KB)

鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想(素案)(PDF:7,454KB)
鎌倉市市庁舎現在地利活用基本構想(素案)(概要版)(PDF:3,137KB)

令和4年の鎌倉市海水浴場

2022-06-14

 市民環境常任委員会が開催され、「令和4年度の海水浴場について」報告がありました。

●開設する海水浴場と海の家の出店数
 ・材木座_11店
 ・由比ガ浜_19店
 ・腰越_1店

 材木座と由比ガ浜につきましては、例年と大きく変わらない規模になっておりますが、腰越は新たに海の家が出店されることになりました。

 腰越海水浴はコロナ前から数年間、海の家が出店されていなく、今夏は例年以上の規模で(市境まで)海の家が出店されます。
 https://or-shonan.com/

 議員になって、これほどの規模で腰越海水浴場に海の家が出店されることがなく、町内会長や腰越漁港の組合長など地域の声を聴き、市の担当課とも話し合いをしました。

 そして、運営する事業者の方々からは地域に根差した海の家を目指し、地元の皆様を大事に地域貢献をしていけるように取り組んでいくとのことを伺っています。
(例えば:地元の方々をポリネシアンショーへの無料観覧(7月1日)、小学生以下のお子様にかき氷100円で提供)

 私はこれまで、「誰もが楽しめる海へ、思いやりにあふれた海水浴場」を目指して、取り組んでまいりました。議会で一番取り上げているのではと思います。

 その中で、砂浜での飲酒禁止や音響機器の使用禁止、入れ墨等の露出禁止などを定める条例の制定キッズ&ファミリービーチの開設子ども向けのライフジャケットの無料貸し出しごみゼロナビゲーションの実施など健全化に向けての取組や純粋に海を楽しめる所にしていきたいという想いで活動してまいりました。

 今夏の腰越海水浴場に久しぶりに海の家が出店するということで、新しい海の家ができることでの不安の声や海の家ができることで警備やマナーが守られるという声、何もないここ数年の海もよかったという声など、様々な声を聴いております。

 そういった声に耳を傾けて、不安や心配をいかに少なくして改善していくか、市と事業者、そして地域の皆様と共に今年も「誰もが楽しめる海へ、思いやりにあふれた海水浴場」を目指して、全力で取り組んでまいります。

●今夏の安全対策
・条例に定める海水浴場利用者の禁止行為
・海の家の営業に関するルール
 営業時間:午後8時30分まで(以降は新規の入店を受け入れず、速やかに閉店作業を開始)
 クラブ化の形態による営業は行わない
 イベント実施には審査会での事前審査を受け、承認を得なければ開催できない
 騒音は周辺環境等に配慮して、静穏が確保できるようにする
 風紀上の対策の徹底
 営業に伴い発生するごみは、ごみ収集業者と契約を結ぶなど適切な処理を行う
 原状回復の徹底
 ルールを遵守しない海の家に対しては、鎌倉市海浜組合連合会規約に基づく処分を行う
・各海水浴場に監視所設置(AED設置)
・総合案内板、マナー看板の設置
・離岸流を検知するAIカメラの導入(由比ガ浜)
・ドローンを活用した監視業務
・水上オートバイ対策
・市と海浜組合で海岸地域のパトロール
・各監視所を警察官立寄所と位置付け、警察官のパトロール

●海の家の取組
・県のガイドラインの遵守
 https://www.pref.kanagawa.jp/documents/87897/gaidorainr4.pdf
・入口での検温、アルコール消毒を実施
・毎朝営業前、夕刻のビーチクリーン
・スタッフのマスク着用徹底

●ファミリービーチの実現に向けた取組み
・キッズ&ファミリービーチの開設(7月16日からの土日祝日とお盆期間)
・子ども向け海上遊具の貸し出し(材木座)
・子ども向けライフジャケットの貸し出し

●津波対策
・海の家に避難経路マップを掲示し、定期的に放送で呼びかけ
・海岸からの出口を表示した看板の設置
・スムーズな避難誘導に向けた「避難フラッグ」を導入

【一般質問】環境に配慮した「横断旗」へ

2022-06-12

6月定例会で「横断歩道などで使用されている横断旗の環境へ配慮について」、これまでご相談をいただいていた中で、一般質問でも現状と今後について議論させていただきました。

横断中の合図として掲げることでドライバーから目で見て確認しやすくするなり、昔から利用されているものですが、旗の柄や一部の旗入れがプラスチック製のものが設置されています。

市では、横断旗は消耗品で交換や補充の対応を適宜行っているとのことですが、発注状況は令和3年度において、横断旗が700本、横断旗入れが200箱となっています。

粉々になっている横断旗を見かけることもあり、今後は環境に配慮し、プラスチック製以外のものを設置するなど検討を要望いたしました。

担当部長からは、
「旗入れについては、プラスチック製のものが壊れたらスチール製のものに交換しており、横断旗については、環境に優しく経済的なものを調査し、段階的に導入できるよう検討していく」旨のご答弁をいただきました。

作られたものを購入するという考えだけでなく、事業者や団体等と協働で取り組むことはできないかなど、『かまくらプラごみゼロ宣言』をしている鎌倉市として積極的に検討をお願いいたしました。

ぜひ、段階的にでも取り組んでいただけることを望みます。

【一般質問】子どもの視点を考慮した、通学路の危険個所マップ作成の必要性

2022-06-10

 6月定例会の一般質問で『通学路の安全安心について』質問をさせていただきました。その中で、「子どもの視点を考慮した、通学路の危険個所マップを作成について」議論したことを報告いたします。

現状については、
「小学校4年生で身近な通学路等を題材にしながら学習をしており、学校によっては保護者が中心となり危険個所マップを作成し、各家庭に周知している」とのことでした。

私は、これまでの対策にさらに『子どもの視点』が必要ではないかと質問をしました。

理由は、大人と子どもでは目線が違いますし、見渡せる範囲も異なります。大人には膝の高さのものでも、子どもにとっては大きく感じるでしょうし、些細な段差や側溝の穴も障害になります。
大人とは違った世界の見え方で危険個所を確認していくことも重要です。

そして、子どもたちが実際に歩いて、自分たちの 目線で危険個所の考えることで、ただ漠然と「気をつけましょう」ではなくて、具体的にどういうふうに気をつけなければいけないのか、どこが危険なのかを自分で考えて自分で行動することにつながると思います。

また、危険個所を洗い出して、「危険だから注意する」とそのままにしておくのではなく、安全を考えて通学し、安全になるように道路交通環境の整備していく、ソフト面とハード面の両方から安全安心な通学路に向けての取り組みを求めました。

教育文化財部長からは、
「子どもの視点も考慮した通学路の安全点検を進めることは重要であり、子ども目線や気づきを活かせるように検討していく」旨のご答弁をいただきました。

前向きに考えて下さいましたので、引き続き注視して対策に努めてまいります。

令和4年6月定例会 議会運営委員会

2022-06-08

鎌倉市議会 令和4年6月定例会が6月8日から始まります。
本日は、議会日程や一般質問の順番を決める会議が開催されました。

鎌倉市議会では、一般質問の発言順は毎回くじ引きで決まります。

今回は22人が通告する中で私は15番目となりました。

『海の環境保全について』と『通学路の安全安心について』の2項目を今回は質問させていただきます!

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