腰越駅周辺の駐輪に係る課題解決への取組

2020-12-07

 腰越駅周辺には駐輪場がなく、駅近くの神戸川沿いに30台近くの自転車が放置されています。これまで私も借りられそうな場所があれば所有者に確認をしたり、周辺を回っておりますが駐輪場を設置するまでには至らずにいます。

 長い間、地域の課題の一つであり、これまで求めてきたところですが、改めて市の取り組み状況をお聞きする為、12月定例会で一般質問を行いました。

▽駐輪場設置に向けて、用地を待っていても中々進まず、今止められてしまっている場所から遠すぎてしまうと難しいです。しかし、細い道を自転車が通るため、道路に飛び出して危険なことがありましたので、そういった事情も踏まえて用地確保を進めてほしいと再度要望をいたしました。また、駐輪スペースの確保にあたっては、江ノ電の協力・連携を図ることも合わせて要望いたしました。
 ⇒市からは、江ノ島電鉄は、これまでも放置自転車対策に必要な土地の提供などの協力を求めてきたところであるが、同社所有の空地だけでなく鉄道軌道式を含め、提供可能な用地の依頼をし様々な可能性を探りながら連携を図り課題解決に向け、引き続き取り組んでいくとのご答弁をいただきました。

▽最近、特に駅近くの方々が困っているのが、警告札の散乱です。貼られた紙をその場で剥がされてしまうため、道路やフェンスの川側や川に捨てられていることが多いです。清掃する際には、かなりの枚数を拾いますが、川近くの枝に引っかかっていたりすると取れないので困ります。そのため、警告という意味での貼っているのに、その効果がほとんどなく、朝置いていて、帰りに警告札が貼られても、剥がして、また次の日乗ってくるという繰り返しになっています。
 ⇒市からは、ほぼ毎日監視員を派遣しているが改善されない状況に苦慮しており、今後は警告札の素材の見直しや、路面シートによる警告など、新たな方策を取り入れることで、改善に向けた取り組みを進めてまいりたい、とのご答弁をいただきました。

 そして、市長からは、腰越駅周辺の市道に自転車等が放置されている状況は、解決すべき長年の課題と認識している。駐輪されている方々への注意喚起を強化するとともに、民有地借り上げを含め、駐輪スペースに活用できる土地の情報収集を行い、江ノ島電鉄には市長からも協力をお願いしていく旨のご答弁をいただきました。

 今後の取組を注視するとともに引き続き、腰越駅周辺の駐輪に係る課題解決に向けて尽力してまいります。