Archive for the ‘定例会’ Category
インフルエンザ予防接種の補助事業実施
9月定例会において、補正予算が可決され鎌倉市は令和2年度のインフルエンザ予防接種について、以下の方々の費用を免除します。
◆費用免除となる対象者
65 歳以上の方
60 歳以上 65 歳未満で、心臓・腎臓・ 呼吸器・免疫の機能に障害があり、 身体障害者手帳1級程度を持っている方(接種当日に障害者手帳のコピーが必要)
◆実施時期
令和2年 10 月1日から令和3年1月 31 日まで
◆接種方法
市指定の医療機関に事前に予約をし、接種を受けてください。
鎌倉市インフルエンザ予防接種指定医療機関一覧(PDF:170KB)

【決算討論】会派(鎌夢会)の令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について外6議案
本日、本会議において「令和元年度一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会」の委員長から審査の結果の報告があり、議案の採決が行われました。
我々「鎌倉夢プロジェクトの会(鎌倉夢)」は髙橋代表が令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について、外6議案に対し、賛成の立場から討論に参加しました。
討論の内容はこちら(PDF)
・第52号
令和元年度鎌倉市一般会計歳入歳出決算の認定について
⇒本会議において原案認定(賛成多数)
・第53号
令和元年度鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について
⇒本会議において原案認定(総員賛成)
・第54号
令和元年度鎌倉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
⇒本会議において原案認定(賛成多数)
・第55号
令和元年度鎌倉市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について
⇒本会議において原案認定(賛成多数)
・第56号
令和元年度鎌倉市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
⇒本会議において原案認定(総員賛成)
・第57号
令和元年度鎌倉市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
⇒本会議において原案認定(総員賛成)
・第58号
令和元年度鎌倉市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について
⇒本会議において原案可決及び認定(総員賛成)

ティアラかまくらの今後の運営について
9月定例会、観光厚生常任委員会で「ティアラかまくらの今後の運営について」の報告があり、2021年5月から6月を目途に閉院するとのことでした。
ティアラかまくらは2009年2月に鎌倉市医師会立産科診療所として設立され、分娩数はピーク時には322件(2010年度)あり、市内で安心して出産及び子育てができる環境を整えてきてくださいました。
しかしながら、昨年度の分娩数は126件であり、当初想定していた同院での年間分娩数は360件の約3分の1という状況となり、また、鎌倉市による運営補助金が約1億2,600万円にまで増加していました。
これまで妊娠期・出産期・子育て期を担っていただきましたが、分娩数の減少は、市内の出生数の減少や市内の産科診療機関が増えたことなどが原因と考えられるとのことです。
ティアラかまくらの産科病床数は8床であり、閉院後の市内の産科病床数は57床(湘南鎌倉総合病院26床・矢内原医院12床・湘南鎌倉バースクリニック19床)となります。現状の鎌倉市の出生数に対して病床数は足りているとの判断をしているということを確認いたしました。
ティアラかまくらでの分娩の取り扱いは来年3月31日予定日の方までとのことです。これまで、安心して出産できる産科診療所をありがとうございました。

特別定額給付金 給付状況
9月9日開催の観光厚生常任委員会において、特別定額給付金の給付状況の報告がありました。
申請開始:令和2年5月1日(マイナポータル、申請書ダウンロード申請)
令和2年6月1日(郵送)
申請期限:令和2年9月1日必着
対象件数:83,414世帯
対象人数:176,938人
給付件数:81,915件(8月27日現在速報値)
給付率 :98.2%(8月27日現在速報値)
鎌倉市は3つの申請方法(マイナポータル、申請書ダウンロード、郵送)を活用して対応を行いましたが、割合を確認したところマイナポータル5%、申請書ダウンロード5%、郵送90%で申請がされたとのことです。
オンラインによる申請でスムーズに給付が行われるのではと思いましたが、利用者が少なかったなと感じました。マイナンバーカードの普及率が低かったのも影響しているかと思いますが、他自治体ではオンラインの方が申請内容の審査作業に時間がかかりオンライン申請を停止し、郵送を推進された所もありました。
今後は様々な行政サービスのあり方を変化させる必要があり、オンライン申請もその一つだと考えております。オンライン申請の方が作業が増えては元も子もないため、利用者の利便性と効率性が上がるサービス充実に努めてまいります。

令和2年度の海岸での取組について
先日の観光厚生常任委員会において、令和2年度の海岸での取組の報告がありました。
今夏は海水浴場の開設を断念し、これまでにない夏となりましたが、7月になる前に例年同様並みの対策をとっておくべきと伝えてきました。そして、鎌倉市をはじめ多くの関係機関の方々のおかげで、大きな事故もなく終えることができました。ありがとうございました。今夏の取組について、記載いたします。
●海岸事故未然防止員の配置(ライフセーバー)
場所:材木座、由比ヶ浜及び腰越海岸
期間:7月4日(土)から7月19日(日)までの土、日
7月23日(木・祝)から8月31日(月)まで
【合計46日間】

●海岸マナーアップ推進員の配置(警備員)
場所と期間は海岸事故未然防止員と同様

●注意看板の設置
設置数 46箇所(材木座17、由比ヶ浜24、腰越5)
市単独:23(材木座8、由比ヶ浜12、腰越3)
県連盟:23(材木座9、由比ヶ浜12、腰越2)
●ごみ箱の設置及び回収の実施
設置数12箇所(材木座5、由比ヶ浜6、腰越1)

●海岸利用客数
材木座 | 由比ガ浜 | 腰越 | 合計 | |
令和2年度(46日間) | 28,170人 | 55,210人 | 13,220人 | 96,600人 |
令和元年度(62日間) | 46,160人 | 303,290人 | 5,550人 | 355,000人 |
利用客数が減る中で腰越海岸の客数が2倍以上となりました。これは、近くの方が訪れてテント等を自分たちで設置し楽しまれたのだと思います。実際に、入口付近には自転車が多く止まっていました。目指していたファミリービーチに向けて進んだのではないでしょうか。
来年に向けては、コインロッカー設置や周辺の駐輪対策などにも取り組みます。
また、今夏は海水浴場を開設しなかったため、海水浴場の条例で定めていた飲酒やタバコを禁止行為として適用できず、努力義務とする条例になりました。その影響について確認をしたところ、注意した際には、きちんとやめてくれたとのことでした。鎌倉市の海岸利用の健全化に向けた取り組みが周知されてきたのだと思います。毎年事前の周知を徹底していたことも良かった点です。
他にも、警察官による警備を例年よりも体制を強化して取り組んでいただきました。
海水浴場のない夏の海ではありました。来年はまだどのようになるのかわかりませんが、今年以上に安心安全を届けれれる鎌倉の海となるよう、一体となって取り組んでまいります。
観光厚生常任委員会 陳情審査
昨日開催されました観光厚生常任委員会における、陳情審査について【取扱と意見】と【審査結果】を記載いたします。
・陳情第8号 重度障害者医療費助成制度継続についての陳情
当陳情は、令和3年度予算策定に際し、重度障害者医療費助成制度について、制度の継続並びに条件に対する再検討の要望する要旨です。
【取扱と意見】
医療費助成制度継続とのことで毎年同趣旨の陳情が提出されております。原局の説明や質疑から市としても引き続き継続していきたいとのことでした。そのため、陳情提出者が議会で議決してもらいたいと思っているのであれば別ですが、毎年のように同趣旨で提出されることがないよう、提出者の方とお話をして、市の考えをお伝えしていくことも必要かと思います。
重度障害者の方が安心して医療を受けられることは大切であり、財政状況を考えると大変な部分ですが、医療費助成について全体を見直し、守っていっていただきたいと判断し、当陳情に対しては採択することに賛成いたしました。
⇒ 委員会での審査結果:総員賛成
・陳情第9号 通院対策についての陳情
当陳情は、透析治療への通院困難者対策として通院助成制度の更なる拡充を要望する要旨です。
【取扱と意見】
通院のために利用できるサービスや制度としては、人工透析治療を受けられている方だけに限定したものではないが、医療機関による送迎サービス、障害者手帳を提示することによるタクシー料金や公共交通機関の割引制度、鎌倉市独自で実施しているタクシー利用料金等の助成制度や障害者福祉手当などがあります。また、鎌倉市内の医療機関の通院送迎サービスの現状は、無料送迎や決まったルートを走る無料巡回バスの運行による通院送迎を実施している医療機関があるとのことでした。
そのため、現在行っている助成制度があり、その中で透析治療の方だけの対策をしていくのは難しいのではないかと考えます。一つひとつの補助制度を拡充するよりも福祉制度全体を考えて、市民の皆様へのサービスを提供して、その人にあったサービスを選択できる形にするなど、福祉サービス全体を見て考えていただきたいと判断し、継続審査といたしました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
観光厚生常任委員会 開催
本日は所属している観光厚生常任委員会が開催されました。審査案件は、補正予算等の議案の審査、報告事項として「今夏の海岸の利用状況」、「特別定額給付金の実施状況」、今年度新事業として取り組んで頂いた「鎌倉市高齢者運転免許証自主返納者支援事業」、「ティアラかまくらの今後の運営」や「ごみ処理広域化実施計画」などの報告内容の審査、そして、2件の陳情「重度障害者医療費助成制度継続についての陳情」と「通院対策についての陳情」の審査をいたしました。質疑内容等は別途、投稿いたします。
・観光厚生常任委員会の審査日程及び審査案件

議会の傍聴について
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、傍聴にお越しくださる皆様の健康を守る観点から、議会傍聴をご遠慮いただいておりましたが、9月定例会より感染拡大防止対策にご協力をお願いし、傍聴を再開いたしました。
以下の感染拡大防止対策にご協力ください。
・傍聴を希望される際には、来庁前にご自宅等で検温を行っていただき、発熱等風邪の症状のある方や体調不良の方は傍聴自粛をお願いします。
・マスクを着用してください(マスクは各自ご持参ください)。
・受付の際に、非接触型体温計で検温させていただきますので、ご協力をお願いします(37.5度以上の場合は傍聴をご遠慮いただきます)。
・入室の際は手指のアルコール消毒にご協力ください。
・傍聴者のソーシャルディスタンスの確保のため、傍聴可能な座席数は本会議12席まで、委員会4席までとします(先着順)。
令和2年9月定例会開会
本日から9月定例会が開会しました。今定例会も新型コロナウイルスの対応などの至急予算措置の経費や決算議案が提案される予定です。
・令和2年(2020年)9月定例会のお知らせ
・9月定例会議案集(その1)
・9月定例会議案集(その2)

7月臨時議会、会派(鎌夢会)の採決結果
今定例会の議案に対する、私の会派「鎌倉夢プロジェクトの会」の採決結果について、ご報告いたします。
〇議案第28号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
⇒賛成
【本会議において原案可決(総員賛成)】
〇議案第29号 令和2年度鎌倉市一般会計補正予算(第5号)
補正予算はコロナ対策の事業費が計上されました。
(主な予算)
◆with コロナの市内経済の活性化
中小事業者を支援するため『鎌倉応援買い物・飲食クーポン』3千円分を全市民に配付する電子クーポン事業。(※)
◆子育て関連施設・学校サポート
子育て関連施設や学校におけるマスクや消毒液などの購入や購入に対する補助。感染対策のための備品購入等。
文科省が示すGIGAスクール構想に係る国庫補助金前倒し交付に伴い、タブレット導入計画を前倒しして、今年度中にタブレット端末を児童・生徒1人に1台ずつ配付。
◆コロナ禍における災害対策
台風などの災害発生時の住民の避難先として開設する避難所に、マスクや非接触型の体温計など備蓄品の充実を図る。
◆新生児とおなかの中のあかちゃんへの給付金
国の特別定額給付金の受給対象とならなかった、国の給付基準日の翌日以降に生まれた新生児及び妊婦の方のおなかの中のあかちゃんに10万円を給付。
(※)『鎌倉応援買い物・飲食クーポン』事業を削除する修正案が総務常任委員会で審査の際に提案され、本会議で修正案が可決されました。
【会派の考え】市内経済の活性化が重要であることは十分認識しており、その点を踏まえ観光厚生常任委員会で質疑をいたしました。「どういった電子媒体でのクーポンなのか?」「市民や店舗に負担がかからないような形にするとのことであるが、そのやり方は?」等をお聞きしましたが、ご答弁からはプロポーザルで事業者が決まってからでないと詳細の説明が難しような感じました。これは事業者のご提案によってであるので仕方ない部分もありますが、私としてはプロポーザルにするにしても、「どういったもので実施したいのか・どうやればできるのか・今後に生かすことはできないのか」という点で、もう少し市が実施する方向性の具体的なご説明が欲しかったです。
当事業の予算を削除する修正案が提出された際、会派で話し合いを行い、市内経済の活性化する市の取り組みは賛成いたしますが、より具体的な形にして実施することを望み、修正案を賛成する判断をいたしました。
⇒修正案に賛成
【本会議において修正可決(総員賛成)】
〇議案第30号 鎌倉市教育委員会の教育長の任命について
⇒賛成
【本会議において原案同意(賛成多数)】
〇議案第31号 鎌倉市農業委員会の委員の任命について
⇒賛成
【本会議において原案同意(賛成多数)】
*第32号~第43号の鎌倉市農業委員会の委員の任命についてもすべて賛成
