【一般質問】子どもの視点を考慮した、通学路の危険個所マップ作成の必要性

2022-06-10

 6月定例会の一般質問で『通学路の安全安心について』質問をさせていただきました。その中で、「子どもの視点を考慮した、通学路の危険個所マップを作成について」議論したことを報告いたします。

現状については、
「小学校4年生で身近な通学路等を題材にしながら学習をしており、学校によっては保護者が中心となり危険個所マップを作成し、各家庭に周知している」とのことでした。

私は、これまでの対策にさらに『子どもの視点』が必要ではないかと質問をしました。

理由は、大人と子どもでは目線が違いますし、見渡せる範囲も異なります。大人には膝の高さのものでも、子どもにとっては大きく感じるでしょうし、些細な段差や側溝の穴も障害になります。
大人とは違った世界の見え方で危険個所を確認していくことも重要です。

そして、子どもたちが実際に歩いて、自分たちの 目線で危険個所の考えることで、ただ漠然と「気をつけましょう」ではなくて、具体的にどういうふうに気をつけなければいけないのか、どこが危険なのかを自分で考えて自分で行動することにつながると思います。

また、危険個所を洗い出して、「危険だから注意する」とそのままにしておくのではなく、安全を考えて通学し、安全になるように道路交通環境の整備していく、ソフト面とハード面の両方から安全安心な通学路に向けての取り組みを求めました。

教育文化財部長からは、
「子どもの視点も考慮した通学路の安全点検を進めることは重要であり、子ども目線や気づきを活かせるように検討していく」旨のご答弁をいただきました。

前向きに考えて下さいましたので、引き続き注視して対策に努めてまいります。