街から、河川からのごみの流入を防ぐ

2020-12-05

 海には河川を通じて流出する街からのごみが多くあります。かながわ海岸美化財団が実施した調査によると、『川から約7割やってくる』という結果もでており、海のごみの多くは川からきています。
 そのため海洋ごみの対策として、河川からの流入を止めることも重要と考えており、沿岸地域だけでなく社会全体の問題として取り組んでいくことが大切です。
 ポイ捨てをしないなど、一人ひとりが意識してなくしていくことは、もちろんですが、海洋ごみについて広域的な観点で河川の取組をしていくことを求めました。

 鎌倉市では国や県に対し、オランダのアムステルダム運河で行われているプラスチックの海洋流出を防ぐ泡のカーテン「バブルバリア」について紹介し、海へゴミが流れる前に、河川でごみを回収するシステムの必要性について要望をしているとのことで、また、河川上流域の自治体に対し、海洋ごみの問題解決に積極的に取り組むよう強く働きかけていきたいと市長からもご答弁をいただきました。

動画:バブル バリア(YouTube)