Archive for the ‘定例会’ Category
7月臨時議会が開会
本日から明日までを会期に7月臨時議会が開会しました。今定例会は主にコロナ対策の補正予算と教育長の任命、農業委員会の委員の任命について、議案が提出されました。
●令和2年(2020年)7月臨時会のお知らせ
●7月臨時会議案集

【議員提出議案】意見書を可決
6月定例会では、議員提出議案で意見書2件を本会議で可決しました。
【北朝鮮による日本人拉致被害者の速やかな奪還と真相究明、再発防止を求める意見書の提出について】
これまでも鎌倉市議会は北朝鮮による日本人拉致事件について、速やかな全面解決を要求し、意見書等を可決してきました。今回の意見書についても、引き続き全面解決に向けての取り組みを要求する意見書でありますので、私も賛成をいたしました。
本会議 ⇒ 総員賛成

【新型コロナウイルス感染症拡大防止対策実施下における夏季の鎌倉市内各海岸の安全確保を求める意見書の提出について】
今回の6月定例会で『鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例の一部を改正する条例の制定について』において、夏季の海岸における飲酒や音響機器の使用等の使用を防止に努めるための条例改正を行いました。海水浴場を開設しないため、管理責任のある神奈川県に対して、安全確保を図っていただくように求める意見書であり、鎌倉市としての対応する部分もありますが、神奈川県として監視業務や警備体制(特に警察の巡回)は、積極的に取り組んで頂きたいと考えています。そのため、意見書について賛成をし、強く要望したいと判断しました。
本会議 ⇒ 賛成多数により可決

今夏の海岸について、マナー条例改正
本日行われた議会本会議において、「鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例の一部を改正する条例」が可決されました。


海水浴場を開設しないことになり、海水浴場の条例が適用されなくなるため、今夏の海について、ルールをきちんと定めないと、治安の悪化やごみの散乱の状態になってしまう可能性があるため、意見や要望をしてまいりましたが、7月を迎える前に、一定のルール(条例改正)ができたことは、まずもって良かったと思います。
しかしながら、委員会でも質疑いたしましたが、これまで海水浴場の条例で定めていた、入れ墨やタトゥーの露出や危険遊具の使用が含まれておらず、また禁止事項ではなく努力義務となっているため、注意する側もお願いをすることだけになります。これは、管理者が神奈川県であり、海水浴場を開設しないために鎌倉市が行為を禁止にすることができないとのことでした。鎌倉市は飲酒や音声機器の使用等をしないよう努力義務で条例を制定した時は、効果があまり出ずに、結果として翌年に禁止行為として定めた経緯があります。鎌倉市も、様々検討をして下さいましたし、ここ数年、鎌倉市の海岸は飲酒等が禁止となっていることが周知されてきていますので、今回の条例改正内容を訪れる方々に、今夏は努力義務ではございますが、きちんと守って頂けることをお願いいたします。
治安維持のためには、警察との連携や例年通りの警備員の巡回は必須ですので、体制の確保の要望したところ、巡回をして頂けることになりました。
また、海を安心安全を守るためには、遊泳区域の確保とライフセーバーの監視が重要になります。例年の海水浴場開場時間(午前9時から午後5時まで)は、サーフィンなどのマリンスポーツは行えませんでしたが、今夏はそうならないため対応(区域分け)が必要です。各海岸に遊泳区域を確保して、ライフセーバーに監視していただき、高波など危険な時には遊泳禁止のお知らせをすることをお願いし、遊泳禁止の際には旗を掲げていただくことになりました。きちんと区域を分けと監視をすることと、海岸の入口に看板を設置して周知の徹底をすることを確認しました。
他にも、ごみ箱を設置することになりましたが、ごみの問題は砂浜だけではありません。というのも、砂浜で飲酒と喫煙を行わないことにしましたが、海岸周辺でされてしまう可能性があります。「砂浜で飲酒・煙草ダメ」ならば周辺で、と考える人も0ではありません。そのため、海岸だけでなく周辺の定期的な清掃も必要になります。
海水浴場の開設有無に関わらず、海岸を訪れる方々は予想されます。私も議会や担当課と話をする中で風紀の維持と安心安全の確保に向けて、取り組みを進めてきています。鎌倉市として対応できること、神奈川県に要望して対応してもらわなければならないことを伝えて、今夏の新しい海の形を、関係者の皆様とともに築いていければと考えています。
市議会議員の期末手当の額を30%削減
新型コロナウイルス感染症の拡大による本市の財政及び地域経済の状況等を踏まえ、令和2年6月定例会において、同年12月に支給する市議会議員の期末手当の額を30パーセント削減するために、鎌倉市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案を提出し、総員の賛成により可決しました。あわせて、令和2年度中の常任委員会行政視察費用弁償(旅費)及び随行職員旅費の予算削減を行います。

観光厚生常任委員会、陳情審査
本日行われました観光厚生常任委員会における、陳情審査について【取扱と意見】と【審査結果】を記載いたします。
・陳情第2号 高齢者割引乗車証等購入費助成事業の復活・充実を求める陳情
平成15年から平成25年度末まで実施されていた、高齢者割引乗車証等購入費助成事業の復活と対象年齢の引き下げや助成金の増額など、充実を求める要旨であります。
【取扱と意見】
外出支援策が重要であることは認識しております。その中で、当事業は市内の公共交通機関の乗車証購入費として、75歳以上対象で年間2,000円/人の助成があり、約35%の方が利用されてました。しかしながら、公共交通機関に乗るのも大変な場所に住んでいる方もいらっしゃいますし、タクシーや買い物など別のものに助成してもらいたい方もいます。そのため、様々な助成メニューを用意して、高齢者の方々が選択して利用できる助成事業が必要であると考えます。また、令和2年度は一般質問で要望いたしました「運転免許証を返納した高齢者を対象にバスの乗車料金などの補助制度(1人あたり2000円分)」を新設していただきました。茅ヶ崎市では高齢者の優待サービスを行い登録店舗で買い物の際に割引をするなどを行っており、他市も参考にして、鎌倉市としても外出支援策を引き続き取り組んでいくとのことでしたので、「高齢者割引乗車証等購入費助成事業」の復活ではなく、高齢者の外出支援策を公平に利用できる事業を考えて取り組んでいく必要があると判断し、本陳情については継続審査とさせていただきました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
陳情第3号 新型コロナウイルス感染症拡大に際し、第一線の医療提供体制堅持を求める陳情
新型コロナウイルス感染症の早期収束に向け、医療崩壊を防ぎ医療機関への経済支援を充実し迅速に対応すること、との要旨であります。
【取扱と意見】
中小企業家賃支援補助金については、鎌倉市が国や県の補助が様々決定する前に、スピード感を持って実施されたものと認識しております。その中で、対象外となってしまった方々の声も私自身お聞きしているところでございます。現状の申請期間(6月30日まで)の延長を要望する点ですが、国の第2次補正予算案が成立し、家賃支援給付金が行われることになりました。そのため、市としては対象拡充や期間延長するのではなく、国や県の補助制度などが出てきた中で、改めて、市として新たな支援策を検討していただきたいと考えているとのことです。(質疑の中で市も新たな支援策が必要であり検討していくとのご答弁がありました)。
感染予防対策をし、リスクに直面しながら日々診療等をして下さっている方々へ支援をしていくことが必要であり、今後の支援策につなげていくために本陳情については継続審査として、支援に前向きに取り組んで頂きたいと判断いたしました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
陳情第5号 『中小企業家賃支援補助金』の交付条件の見直しを求める陳情
陳情第6号 『中小企業家賃支援補助金』の交付条件の見直しを求める陳情


『鎌倉市中小企業家賃支援補助金』に交付に関して実情に合わない条件があるので条件の見直しを行政に働きかけて頂きたいとの要旨です。
【取扱と意見】
中小企業家賃支援補助金については、鎌倉市が国や県の補助が様々決定する前に、スピード感を持って実施して頂いたものと認識しております。今の補助金の条件では交付されない事業者がいらっしゃるとのことは確かにありますが、見直すのではなく、これはこれとして申請期日まできちんと対応し、国や県からも補助金が出てきている中で、鎌倉市として苦しい方々にいきわたる支援策を新たに取り組んで頂きたく考えております。そのため、交付条件を見直してほしいとの陳情には採択はできませんが、行政に対してきちんと新たな支援策を検討していただくために、継続審査とさせていただきました。
(陳情第5号と第6号は同趣旨の陳情と判断し同じ考えです)
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
陳情第7号 鎌倉市内の観光事業関係者に対する支援金制度の創設の陳情

観光客を顧客対象とする個人事業及び企業に幅広く支援金を補助する要旨の陳情です。
【取扱と意見】
中小企業家賃支援補助金を受け取れない方々がいらっしゃったことは承知しております。しかしながら、観光客を顧客対象とする個人事業および企業というのが、どの範囲なのか、そこの基準が難しいです(他の委員も質疑されていました)。国や県も補助金等の取り組みをしている中で、観光産業従事者だけでなく市内の事業をされている方々に対して、支援を考える必要があり、その中で鎌倉市が行う支援を検討することが必要と考えます。そのため、前向きに市内事業者全体に向けての支援を考えていただくために結論を出すことと判断しました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
観光厚生常任委員会に所属、議会広報委員長に就任
6月の役員改選により、各議員の所属委員会に変更がありました。私は引き続き、観光厚生常任委員会に所属いたします。
1年間委員長を務めさせていただき、ごみ行政に対する所管事務調査「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」の実施、意見聴取会で市民の方からご意見がありました「観光と福祉」の観点から、触ってわかる凹凸、点字などで表現し、視覚障害者をはじめ誰でも使えるマップ「触るマップ」の作成に向け政策提言を行い、行政に取り組んで頂けることになりました。
またこの度、議会広報委員会では委員の皆様からの推薦があり、委員長に就任いたしました。議会だよりの作成、議会報告会&意見聴取会の実施など議会についての情報を市民の皆様にしっかりとお届けできるように、より分かりやすい紙面構成の検討や子ども向けのページ作成、SNSによる発信など、様々協議して取り組んでまいります。
・観光厚生常任委員会
(委員長)志田一宏 | (副委員長)長嶋竜弘 | 西岡幸子 |
河村琢磨 | 日向慎吾 | 吉岡和江 |
・教育こどもみらい常任委員会
(委員長)安立奈穂 | (副委員長)納所輝次 | 千一 |
竹田ゆかり | 前川綾子 | 髙橋浩司 |
・建設常任委員会
(委員長)池田実 | (副委員長)大石和久 | 武野裕子 |
中村聡一郎 | 伊藤倫邦 | 松中健治 |
・総務常任委員会
(委員長)高野洋一 | (副委員長)保坂令子 | くりはらえりこ |
森功一 | 山田直人 | 久坂くにえ |
・議会広報委員会
(委員長)日向慎吾 | (副委員長)中村聡一郎 | 安立奈穂 |
武野裕子 | 志田一宏 | 納所輝次 |
前川綾子 |

6月定例会一般質問について
定例会開会前に開かれた議会運営委員会において、6月の一般質問については、市がコロナによるBCP(鎌倉市業務継続計画)体制下との事なので、そのことを配慮して一般質問は一人30分をめどに行うことになりました。
会派の場合、2人なら1時間を一人がやっても良く、3人会派なら1時間30分となりますが、できるだけ1時間で終わるよう努力することになりました。
その結果、6月定例会の一般質問は、無所属議員が30分、会派所属議員は1時間を努力目標に行うことになり、事前の打ち合わせはメールと電話で行い、なるべく対面して行わないようにすることを確認しました。
私の会派、鎌倉夢プロジェクトの会は高橋代表と協議を行い、現在の職員の方々の体制と仕事量、事前の打ち合わせにかける時間を考え、6月定例会では一般質問を行わないことにしました。
コロナウイルス関連の対策は議会災害対策会議において、市の災害対策本部の情報を得て、質問や要望をしております。

6月定例会が開会
本日から6月定例会が開会しました。今定例会では役員改選が行われ、副議長選挙が実施されました。
議長と副議長は本会議において、各議員が投票する選挙を行っていますが、鎌倉市議会ではその前に立候補をして、所信表明をするやり方をとっています。5月29日の締め切りまでに、「議長は立候補者なし」「副議長は西岡議員が立候補」し、所信表明は西岡議員のみ行いました。
本日、行われた副議長選挙で有効票数24票のうち、すべての24票を獲得した西岡議員が副議長となりました(議長は続投)。
新たな鎌倉市議会の3役が決定しました。
久坂議長・西岡副議長・山田監査委員
