Archive for the ‘定例会’ Category

観光厚生常任委員会開催

2020-12-09

審査日程及び審査案件
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gikai/0212kankoukousei.html

【議案】
〇指定管理者の指定についての審査
 ・鎌倉市腰越漁港の指定管理者を腰越漁業協同組合とする。
  最低基準として設定した点数を上回っており、事業計画を遂行する能力が有すると選定委員会の判断。
  期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日。
   ⇒全会一致で可決

 ・鎌倉市老人福祉センター5施設の指定管理者を鎌倉市社会福祉協議会とする。
  2団体の応募があり、より高い点数を得た団体を指定管理者として適格であると選定委員会の判断。
  期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日。
   ⇒全会一致で可決

〇鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定
 利用料金等を指定管理期間の更新に係る見直しの時期であり、参考基準としていた神奈川県及び本市の条例が改正されていることを踏まえ改める。
  ⇒全会一致で可決
 私が質疑しましたのは「駐車料」が1台につき1回500円から1,000円になる点です。最大1,000円にできるようにしたとのことで、指定管理者との協議して金額を決定するとのことです。また、仮に1,000円とした場合にこれまでの500円との差額を指定管理者と市で割合を決めて市の収入にもなるような形も考えられるとのことでした。周辺のコインパーキングの料金と比較しながら、駐車料を決定していくよう求めました。

〇国民健康保険事業特別会計補正予算、介護保険事業特別会計補正予算
 国民健康保険システム及び同システムと連携する税基幹システムの改修経費(県支出金)
  ⇒全会一致で可決
 介護保険システムの回収委託料、高額介護サービス費が当初見込額を上回ったことに伴う増額
  ⇒全会一致で可決

▼陳情
・安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情

 【会派意見】
 医療介護の体制の確保は、重要であることだと思います。またコロナ禍において、大変苛酷であるということは理解しております。しかしながら、「十分な財源の確保」「大幅に増員すること」など、議会として意見書を出すにあたり、数値目標が出ていなく、具体性が必要ではないかと思います。また、社会保障にかかわる国民負担軽減も、実際に行った場合には、どこまで影響が出てくるのか、財源の確保には逆行してしまうかもしれず、判断が難しいため、当陳情に対しては結論を出したいと思います。
  ⇒採決の結果、多数継続のため、閉会中継続審査となりました。

腰越駅周辺の駐輪に係る課題解決への取組

2020-12-07

 腰越駅周辺には駐輪場がなく、駅近くの神戸川沿いに30台近くの自転車が放置されています。これまで私も借りられそうな場所があれば所有者に確認をしたり、周辺を回っておりますが駐輪場を設置するまでには至らずにいます。

 長い間、地域の課題の一つであり、これまで求めてきたところですが、改めて市の取り組み状況をお聞きする為、12月定例会で一般質問を行いました。

▽駐輪場設置に向けて、用地を待っていても中々進まず、今止められてしまっている場所から遠すぎてしまうと難しいです。しかし、細い道を自転車が通るため、道路に飛び出して危険なことがありましたので、そういった事情も踏まえて用地確保を進めてほしいと再度要望をいたしました。また、駐輪スペースの確保にあたっては、江ノ電の協力・連携を図ることも合わせて要望いたしました。
 ⇒市からは、江ノ島電鉄は、これまでも放置自転車対策に必要な土地の提供などの協力を求めてきたところであるが、同社所有の空地だけでなく鉄道軌道式を含め、提供可能な用地の依頼をし様々な可能性を探りながら連携を図り課題解決に向け、引き続き取り組んでいくとのご答弁をいただきました。

▽最近、特に駅近くの方々が困っているのが、警告札の散乱です。貼られた紙をその場で剥がされてしまうため、道路やフェンスの川側や川に捨てられていることが多いです。清掃する際には、かなりの枚数を拾いますが、川近くの枝に引っかかっていたりすると取れないので困ります。そのため、警告という意味での貼っているのに、その効果がほとんどなく、朝置いていて、帰りに警告札が貼られても、剥がして、また次の日乗ってくるという繰り返しになっています。
 ⇒市からは、ほぼ毎日監視員を派遣しているが改善されない状況に苦慮しており、今後は警告札の素材の見直しや、路面シートによる警告など、新たな方策を取り入れることで、改善に向けた取り組みを進めてまいりたい、とのご答弁をいただきました。

 そして、市長からは、腰越駅周辺の市道に自転車等が放置されている状況は、解決すべき長年の課題と認識している。駐輪されている方々への注意喚起を強化するとともに、民有地借り上げを含め、駐輪スペースに活用できる土地の情報収集を行い、江ノ島電鉄には市長からも協力をお願いしていく旨のご答弁をいただきました。

 今後の取組を注視するとともに引き続き、腰越駅周辺の駐輪に係る課題解決に向けて尽力してまいります。

地域の交流の場の充実に向けて

2020-12-06

 12月定例会の一般質問で行いました「地域の交流の場について」。大きな場所で大勢でというのだけでなく、近所でふらっと立ち寄れるような場所や参加することのハードルが低いもの、同世代で集まるだけでなく地域で多世代が交流できれば、顔の見える関係を作っていくことにも繋がっていきます。その人にあった繋がり方で過剰につながるだけではなく、参加しやすい形のものとか様々あってもよいので、そういったものを含め、地域の交流の場が広まっていければと考えています。

 現在、高齢者の交流の場については、以下の2つの事業が実施されてます。
 ・介護予防・生活支援サービス事業
  要支援1・2の認定を受けている人などが対象、市内で計7団体が活動中。
  住民ボランティアが実施主体となり、趣味活動等の自主的な通いの場を提供。

 ・近所の団らん助成事業(鎌倉市社会福祉協議会、財源は赤い羽根共同募金配分金)
  高齢者を中心とした活動で市内で5~6名程度が集うことができる場所等の確保が必要。
  実績は令和元年度11件、令和2年度7件(10月末現在)

 コロナ禍における市の対応や災害時の情報などがインターネットに多くあり、それらを取れずに悩んでいる方もいらっしゃいます。そこで近所の団らん助成事業において、腰越では高齢者に地元の大学生がスマホの使い方をお手伝いして教えるプチスマホの教室が開催される予定です。こうした地元のつながりが生まれるのも、交流の場があるからです。

 通いやすい場所無理のない地域にあわせた運営財源の確保など今後、身近で気軽に多世代でも交流できる場づくりの充実に向けて取り組んでまいります。

街から、河川からのごみの流入を防ぐ

2020-12-05

 海には河川を通じて流出する街からのごみが多くあります。かながわ海岸美化財団が実施した調査によると、『川から約7割やってくる』という結果もでており、海のごみの多くは川からきています。
 そのため海洋ごみの対策として、河川からの流入を止めることも重要と考えており、沿岸地域だけでなく社会全体の問題として取り組んでいくことが大切です。
 ポイ捨てをしないなど、一人ひとりが意識してなくしていくことは、もちろんですが、海洋ごみについて広域的な観点で河川の取組をしていくことを求めました。

 鎌倉市では国や県に対し、オランダのアムステルダム運河で行われているプラスチックの海洋流出を防ぐ泡のカーテン「バブルバリア」について紹介し、海へゴミが流れる前に、河川でごみを回収するシステムの必要性について要望をしているとのことで、また、河川上流域の自治体に対し、海洋ごみの問題解決に積極的に取り組むよう強く働きかけていきたいと市長からもご答弁をいただきました。

動画:バブル バリア(YouTube)

海水浴場のプラごみ削減への働きかけを

2020-12-04

 今年の夏は海水浴場の開設は断念することになりましたが、来年に向けてどうなるのかと考えていかなければなりません。もちろん、コロナがどうなっているのかという点が不安であり、見えない所ではありますが、夏は必ず来ます。

 プラごみゼロ宣言をした鎌倉市として、海岸での取り組みについても積極的に検討すべきと考えています。海の家の組合の方々のご理解ご協力が必要ではありますが、訪れる人たちにも鎌倉の海岸はしっかりと環境保全を考えて取り組んでいることを知ってもらい、みんなの海をみんなで守る取り組みに繋がればと思います。

 12月定例会の一般質問で海水浴場開設期間における海の家でのプラスチック容器の取り扱いについて質問をしたところ、プラスチック容器の使用がさらに削減されるように働きかけを行っていくとのご答弁をいただきました。
 由比ガ浜海水浴場では昨年からプラスチック製ストローの使用を止めるとともにリユース容器を使用し、材木座海水浴場でも来年からリユース容器の使用を始めるとのことです。
 プラスごみゼロを目指して、鎌倉市もしっかりと連携していくよう求めました。

漁業者が回収した海洋ごみについて

2020-12-03

 先日の一般質問でもお聞きしましたが、腰越漁業協同組合の漁業者の方々が、海洋ごみを課題と捉え、自分たちが漁をする時に網にかかったごみを回収する取り組みを昨年から行っていただいております。

 取り組み当初に漁師の方からご相談を受け、昨年6月定例会の一般質問の際に、海のごみは街の清掃ごみと同様に考え、回収(清掃)してきたごみを漁業者の負担で処理することにならないように、国の補助金を活用するなどして、連携して処理をするよう要望いたしました。

 その後、近隣の自治体で海中ごみの回収を行っている事例はない状況でしたが、昨年11月から鎌倉市が名越クリーンセンターに搬入する形でスタートをしていただくことになりました。

 腰越漁港内に海中ごみ専用のボックスを設置して、海中ごみのみを入れて、溜まってきたら市が回収して処理をする。無理をしての回収をお願いするわけではありませんが、腰越漁業協同組合の方々と鎌倉市が連携した海洋ごみの回収がさらに広がり、近隣にも広がっていくことを望みます。

◆名越クリーンセンターへの搬入状況
 ・令和元年11月29日:110kg
 ・令和2年1月6日:30kg
 ・令和2年6月9日:50kg

令和2年12月定例会開会

2020-12-02

 本日から12月定例会がスタートしました。会期は12月18日までを予定しています。
 ・令和2年(2020年)12月定例会のお知らせ
 ・一般質問の質問者と質問の要旨
 ・議案集(その1)
 ・議案集(その2)

令和2年(2020年)10月臨時会 開催

2020-10-30

 本日、10月臨時会が開催されました。今臨時会は、人事院勧告の内容を踏まえ、市長等の期末手当を減額する議案と、議員提出として同様に議員の期末手当を減額する議案の採決となります。

市長提出議案
 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 人事院勧告の内容を踏まえ、市長・副市長・教育長の期末手当の支給割合の引下げを行うものである。
 ⇒ 総員賛成で原案可決

●議員提出議案
 鎌倉市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 人事院勧告の内容を踏まえ、議員の期末手当の支給割合の引下げを行うものである。
 ⇒ 総員賛成で原案可決

市民全員に1人5,000円分の電子商品券配布

2020-10-04

 7月臨時会において、市民全員に市内の中小商店や飲食店等で使用可能な「鎌倉応援買い物・飲食クーポン」を発行する事業の補正予算が議会に提案されたものの、事務費が多額であること等を理由に当事業の予算の全額削除をする修正案が提出され、総員賛成で可決し議会として修正を行いました。

 私としても審査の際に、事業の具体的な実施方法の説明が欲しかったのですが詳細内容が見えなかったため、修正案に賛成いたしました。
 この度、9月定例会において、配布する電子商品券の額を1人3,000円から5,000円に増額し、事務費の圧縮等をして再提案されました。また、使い方については、取扱店舗で電子商品券を提示して精算し、店舗側は専用のスマホアプリでQRコードを読み取るだけで決済ができる形になるとのことです。
 配布から決済までの流れを理解でき、取組としては賛同をしておりましたで、商店・飲食店等の多くの事業者が参加いただけるよう使用方法や周知の徹底を強く求め、今回の補正予算に賛成しました(議会も賛成多数で可決)

 電子商品券の配布時期は12月上旬を予定とのことです。
・鎌倉市記者発表資料 ⇒ 鎌倉応援買い物・飲食電子商品券事業について

【議会広報委員会】議会だより第251号の編集

2020-09-27

 議会広報委員会を開催し、議会だより第251号の編集について協議しました。

 1面には、新型コロナウイルスに関係するものをお伝えすべきと考え、「新型コロナウイルス関連補正予算について・議会運営について」を記載することに決まりました。補正予算につきましては、増額だけでなく減額した予算もあり、また、電子商品券事業については、7月定例会では議会側が削除し、9月議会で再提出され可決された流れがわかるような記載をすることとしました。
 2面には一般質問を項目で抜粋し、今回は「コロナ禍における市の取り組みについて」の項目を記載することとしました。
 3面には9月定例会で開催された決算特別委員会と各常任委員会の審査内容、4面には議決された主な議案と8月3日に開催された「鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画」に関しての全員協議会の概要を記載することとしました。
 議会広報委員会では、よりわかりやすく親しみやすい紙面となるよう議会だよりの編集を行っております。

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