Archive for the ‘定例会’ Category

津西二丁目 仮説落石防護柵設置の補正予算

2021-01-05

 昨年7月に津西二丁目で発生した土砂崩落に伴い、隣接する指導の車両が通行できない状況でした。
 崩落直後、現場へ行き町内会長や付近にお住まいの方、そして腰越小学校の校長先生ともお話をさせていただきました。その後、早期通行の再開に向けて市と協議をしてまいりました。
 しかし、発生した箇所が民有地であることから所有者に連絡をするなど、所有者の意向が確認できなければ工事が進まず、応急処置をするまでの状態でした。

 ですが、土砂災害警戒区域にもしていされている箇所でもあるため、市でできることはないかと要望を続けてまいりました。

 この度、12月定例会において市道上に仮設落石防護柵を設置するための経費が補正予算として計上され、事業が行われることになりました。

 道路維持補修整備事業:49,302千円
 事業期間:令和3年3月から令和3年5月まで

 崩落個所の目の前にお住いの方々もいらっしゃいますので、仮設とはなっていますが、少しでも不安を取り除くことができるものとなるように、引き続き注視いたします。

「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」の最終報告

2020-12-21

 昨年から継続して行ったきました所管事務調査「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」の最終報告を先日の12月定例会本会議で行いました。

 令和元年6月定例会における当委員会において、所管事務調査事項と決定し、鋭意調査を行い、令和元年12月定例会で中間報告をしました。今回の最終報告では、その後の調査経過についての報告となります。
 まずはじめに、これまでの調査経過については、陳情の審査、実施計画の審査、大磯町リサイクルセンター視察などを報告し、「鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画について」は3つの点について報告しました。

 1.生ごみ資源化施設について
   実施計画の根幹をなす施設であり、待ったなしである。新年度予算を審議
   する令和3年2月定例会において、生ごみ資源化施設の整備に関する具体
   的な提案をするべきで、それがかなわないのであれば代替案を提示するこ
   とを求めました。

 2.中継施設について
   中継施設そのものを否定するものではありませんが、広域化における鎌倉
   市の役割として必須の施設であり、候補地である名越クリーンセンター周
   辺の住民と丁寧に合意形成を図るよう求めました。

 3.自区外処理について
   搬出先については、可燃ごみ処理コストの視点、温室効果ガス削減の視点
   を踏まえ、焼却施設を整備するよりも自区外処理が有効であることを実証
   しなければならないことを申し添えるました。

以下に、最終報告の内容を記載いたします。

議会広報委員会正副委員長、打ち合わせ

2020-12-16

 議会だより第252号の編集について正副委員長、事務局とで打ち合わせを行いました。今号は令和3年2月1日発行となり、10月臨時会・11月臨時会・12月定例会の紙面となります。

 1面については、鎌倉市議会基本条例の改正に向けて、意見公募(パブリックコメント)を行っているため、それについての記事を載せられないかと正副委員長案を提示することで決まりました。
 2面には一般質問、3面には各常任委員会の審査の一部を紹介、4面には議決した主な議案の賛否表や議案を掲載予定です。
 紙面の詳細については、12月定例会終了後に開く議会広報委員会で協議いたします。

高齢者のインフルエンザ予防接種

2020-12-11

 先日の観光厚生常任委員会にて報告がありました高齢者のインフルエンザ予防接種について。
 令和2年度は以下の対象者は1回、無料で接種できることになっています。
  ・65歳以上の方
  ・60歳から64歳の方で、心臓・腎臓・呼吸器等の障害者手帳1級を持っている方
  公費助成期間:令和2年10月1日から令和3年1月31日まで。

 それもあったためか、令和元年度と比較して、早めの接種が多くなっております。摂取をお考えの方は、流行シーズンである12月~3月に効果を発揮してもらうためにも早めの摂取をお願いいたします。

(1)接種率(令和2年10月実施分まで)

 対象者数  54,034人 
 接種者数  22,132人 
 接種率  40% 

(2)接種件数

11月提出 12月提出  1月提出  2月提出  3月提出  合計 
令和元年度5,66614,3253,906380524,282
令和2年度22,13222,132

観光厚生常任委員会開催

2020-12-09

審査日程及び審査案件
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gikai/0212kankoukousei.html

【議案】
〇指定管理者の指定についての審査
 ・鎌倉市腰越漁港の指定管理者を腰越漁業協同組合とする。
  最低基準として設定した点数を上回っており、事業計画を遂行する能力が有すると選定委員会の判断。
  期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日。
   ⇒全会一致で可決

 ・鎌倉市老人福祉センター5施設の指定管理者を鎌倉市社会福祉協議会とする。
  2団体の応募があり、より高い点数を得た団体を指定管理者として適格であると選定委員会の判断。
  期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日。
   ⇒全会一致で可決

〇鎌倉市腰越漁港管理条例の一部を改正する条例の制定
 利用料金等を指定管理期間の更新に係る見直しの時期であり、参考基準としていた神奈川県及び本市の条例が改正されていることを踏まえ改める。
  ⇒全会一致で可決
 私が質疑しましたのは「駐車料」が1台につき1回500円から1,000円になる点です。最大1,000円にできるようにしたとのことで、指定管理者との協議して金額を決定するとのことです。また、仮に1,000円とした場合にこれまでの500円との差額を指定管理者と市で割合を決めて市の収入にもなるような形も考えられるとのことでした。周辺のコインパーキングの料金と比較しながら、駐車料を決定していくよう求めました。

〇国民健康保険事業特別会計補正予算、介護保険事業特別会計補正予算
 国民健康保険システム及び同システムと連携する税基幹システムの改修経費(県支出金)
  ⇒全会一致で可決
 介護保険システムの回収委託料、高額介護サービス費が当初見込額を上回ったことに伴う増額
  ⇒全会一致で可決

▼陳情
・安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情

 【会派意見】
 医療介護の体制の確保は、重要であることだと思います。またコロナ禍において、大変苛酷であるということは理解しております。しかしながら、「十分な財源の確保」「大幅に増員すること」など、議会として意見書を出すにあたり、数値目標が出ていなく、具体性が必要ではないかと思います。また、社会保障にかかわる国民負担軽減も、実際に行った場合には、どこまで影響が出てくるのか、財源の確保には逆行してしまうかもしれず、判断が難しいため、当陳情に対しては結論を出したいと思います。
  ⇒採決の結果、多数継続のため、閉会中継続審査となりました。

腰越駅周辺の駐輪に係る課題解決への取組

2020-12-07

 腰越駅周辺には駐輪場がなく、駅近くの神戸川沿いに30台近くの自転車が放置されています。これまで私も借りられそうな場所があれば所有者に確認をしたり、周辺を回っておりますが駐輪場を設置するまでには至らずにいます。

 長い間、地域の課題の一つであり、これまで求めてきたところですが、改めて市の取り組み状況をお聞きする為、12月定例会で一般質問を行いました。

▽駐輪場設置に向けて、用地を待っていても中々進まず、今止められてしまっている場所から遠すぎてしまうと難しいです。しかし、細い道を自転車が通るため、道路に飛び出して危険なことがありましたので、そういった事情も踏まえて用地確保を進めてほしいと再度要望をいたしました。また、駐輪スペースの確保にあたっては、江ノ電の協力・連携を図ることも合わせて要望いたしました。
 ⇒市からは、江ノ島電鉄は、これまでも放置自転車対策に必要な土地の提供などの協力を求めてきたところであるが、同社所有の空地だけでなく鉄道軌道式を含め、提供可能な用地の依頼をし様々な可能性を探りながら連携を図り課題解決に向け、引き続き取り組んでいくとのご答弁をいただきました。

▽最近、特に駅近くの方々が困っているのが、警告札の散乱です。貼られた紙をその場で剥がされてしまうため、道路やフェンスの川側や川に捨てられていることが多いです。清掃する際には、かなりの枚数を拾いますが、川近くの枝に引っかかっていたりすると取れないので困ります。そのため、警告という意味での貼っているのに、その効果がほとんどなく、朝置いていて、帰りに警告札が貼られても、剥がして、また次の日乗ってくるという繰り返しになっています。
 ⇒市からは、ほぼ毎日監視員を派遣しているが改善されない状況に苦慮しており、今後は警告札の素材の見直しや、路面シートによる警告など、新たな方策を取り入れることで、改善に向けた取り組みを進めてまいりたい、とのご答弁をいただきました。

 そして、市長からは、腰越駅周辺の市道に自転車等が放置されている状況は、解決すべき長年の課題と認識している。駐輪されている方々への注意喚起を強化するとともに、民有地借り上げを含め、駐輪スペースに活用できる土地の情報収集を行い、江ノ島電鉄には市長からも協力をお願いしていく旨のご答弁をいただきました。

 今後の取組を注視するとともに引き続き、腰越駅周辺の駐輪に係る課題解決に向けて尽力してまいります。

地域の交流の場の充実に向けて

2020-12-06

 12月定例会の一般質問で行いました「地域の交流の場について」。大きな場所で大勢でというのだけでなく、近所でふらっと立ち寄れるような場所や参加することのハードルが低いもの、同世代で集まるだけでなく地域で多世代が交流できれば、顔の見える関係を作っていくことにも繋がっていきます。その人にあった繋がり方で過剰につながるだけではなく、参加しやすい形のものとか様々あってもよいので、そういったものを含め、地域の交流の場が広まっていければと考えています。

 現在、高齢者の交流の場については、以下の2つの事業が実施されてます。
 ・介護予防・生活支援サービス事業
  要支援1・2の認定を受けている人などが対象、市内で計7団体が活動中。
  住民ボランティアが実施主体となり、趣味活動等の自主的な通いの場を提供。

 ・近所の団らん助成事業(鎌倉市社会福祉協議会、財源は赤い羽根共同募金配分金)
  高齢者を中心とした活動で市内で5~6名程度が集うことができる場所等の確保が必要。
  実績は令和元年度11件、令和2年度7件(10月末現在)

 コロナ禍における市の対応や災害時の情報などがインターネットに多くあり、それらを取れずに悩んでいる方もいらっしゃいます。そこで近所の団らん助成事業において、腰越では高齢者に地元の大学生がスマホの使い方をお手伝いして教えるプチスマホの教室が開催される予定です。こうした地元のつながりが生まれるのも、交流の場があるからです。

 通いやすい場所無理のない地域にあわせた運営財源の確保など今後、身近で気軽に多世代でも交流できる場づくりの充実に向けて取り組んでまいります。

街から、河川からのごみの流入を防ぐ

2020-12-05

 海には河川を通じて流出する街からのごみが多くあります。かながわ海岸美化財団が実施した調査によると、『川から約7割やってくる』という結果もでており、海のごみの多くは川からきています。
 そのため海洋ごみの対策として、河川からの流入を止めることも重要と考えており、沿岸地域だけでなく社会全体の問題として取り組んでいくことが大切です。
 ポイ捨てをしないなど、一人ひとりが意識してなくしていくことは、もちろんですが、海洋ごみについて広域的な観点で河川の取組をしていくことを求めました。

 鎌倉市では国や県に対し、オランダのアムステルダム運河で行われているプラスチックの海洋流出を防ぐ泡のカーテン「バブルバリア」について紹介し、海へゴミが流れる前に、河川でごみを回収するシステムの必要性について要望をしているとのことで、また、河川上流域の自治体に対し、海洋ごみの問題解決に積極的に取り組むよう強く働きかけていきたいと市長からもご答弁をいただきました。

動画:バブル バリア(YouTube)

海水浴場のプラごみ削減への働きかけを

2020-12-04

 今年の夏は海水浴場の開設は断念することになりましたが、来年に向けてどうなるのかと考えていかなければなりません。もちろん、コロナがどうなっているのかという点が不安であり、見えない所ではありますが、夏は必ず来ます。

 プラごみゼロ宣言をした鎌倉市として、海岸での取り組みについても積極的に検討すべきと考えています。海の家の組合の方々のご理解ご協力が必要ではありますが、訪れる人たちにも鎌倉の海岸はしっかりと環境保全を考えて取り組んでいることを知ってもらい、みんなの海をみんなで守る取り組みに繋がればと思います。

 12月定例会の一般質問で海水浴場開設期間における海の家でのプラスチック容器の取り扱いについて質問をしたところ、プラスチック容器の使用がさらに削減されるように働きかけを行っていくとのご答弁をいただきました。
 由比ガ浜海水浴場では昨年からプラスチック製ストローの使用を止めるとともにリユース容器を使用し、材木座海水浴場でも来年からリユース容器の使用を始めるとのことです。
 プラスごみゼロを目指して、鎌倉市もしっかりと連携していくよう求めました。

漁業者が回収した海洋ごみについて

2020-12-03

 先日の一般質問でもお聞きしましたが、腰越漁業協同組合の漁業者の方々が、海洋ごみを課題と捉え、自分たちが漁をする時に網にかかったごみを回収する取り組みを昨年から行っていただいております。

 取り組み当初に漁師の方からご相談を受け、昨年6月定例会の一般質問の際に、海のごみは街の清掃ごみと同様に考え、回収(清掃)してきたごみを漁業者の負担で処理することにならないように、国の補助金を活用するなどして、連携して処理をするよう要望いたしました。

 その後、近隣の自治体で海中ごみの回収を行っている事例はない状況でしたが、昨年11月から鎌倉市が名越クリーンセンターに搬入する形でスタートをしていただくことになりました。

 腰越漁港内に海中ごみ専用のボックスを設置して、海中ごみのみを入れて、溜まってきたら市が回収して処理をする。無理をしての回収をお願いするわけではありませんが、腰越漁業協同組合の方々と鎌倉市が連携した海洋ごみの回収がさらに広がり、近隣にも広がっていくことを望みます。

◆名越クリーンセンターへの搬入状況
 ・令和元年11月29日:110kg
 ・令和2年1月6日:30kg
 ・令和2年6月9日:50kg

« Older Entries Newer Entries »