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市議会議員の期末手当の額を30%削減
新型コロナウイルス感染症の拡大による本市の財政及び地域経済の状況等を踏まえ、令和2年6月定例会において、同年12月に支給する市議会議員の期末手当の額を30パーセント削減するために、鎌倉市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案を提出し、総員の賛成により可決しました。あわせて、令和2年度中の常任委員会行政視察費用弁償(旅費)及び随行職員旅費の予算削減を行います。

観光厚生常任委員会、陳情審査
本日行われました観光厚生常任委員会における、陳情審査について【取扱と意見】と【審査結果】を記載いたします。
・陳情第2号 高齢者割引乗車証等購入費助成事業の復活・充実を求める陳情
平成15年から平成25年度末まで実施されていた、高齢者割引乗車証等購入費助成事業の復活と対象年齢の引き下げや助成金の増額など、充実を求める要旨であります。
【取扱と意見】
外出支援策が重要であることは認識しております。その中で、当事業は市内の公共交通機関の乗車証購入費として、75歳以上対象で年間2,000円/人の助成があり、約35%の方が利用されてました。しかしながら、公共交通機関に乗るのも大変な場所に住んでいる方もいらっしゃいますし、タクシーや買い物など別のものに助成してもらいたい方もいます。そのため、様々な助成メニューを用意して、高齢者の方々が選択して利用できる助成事業が必要であると考えます。また、令和2年度は一般質問で要望いたしました「運転免許証を返納した高齢者を対象にバスの乗車料金などの補助制度(1人あたり2000円分)」を新設していただきました。茅ヶ崎市では高齢者の優待サービスを行い登録店舗で買い物の際に割引をするなどを行っており、他市も参考にして、鎌倉市としても外出支援策を引き続き取り組んでいくとのことでしたので、「高齢者割引乗車証等購入費助成事業」の復活ではなく、高齢者の外出支援策を公平に利用できる事業を考えて取り組んでいく必要があると判断し、本陳情については継続審査とさせていただきました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
陳情第3号 新型コロナウイルス感染症拡大に際し、第一線の医療提供体制堅持を求める陳情
新型コロナウイルス感染症の早期収束に向け、医療崩壊を防ぎ医療機関への経済支援を充実し迅速に対応すること、との要旨であります。
【取扱と意見】
中小企業家賃支援補助金については、鎌倉市が国や県の補助が様々決定する前に、スピード感を持って実施されたものと認識しております。その中で、対象外となってしまった方々の声も私自身お聞きしているところでございます。現状の申請期間(6月30日まで)の延長を要望する点ですが、国の第2次補正予算案が成立し、家賃支援給付金が行われることになりました。そのため、市としては対象拡充や期間延長するのではなく、国や県の補助制度などが出てきた中で、改めて、市として新たな支援策を検討していただきたいと考えているとのことです。(質疑の中で市も新たな支援策が必要であり検討していくとのご答弁がありました)。
感染予防対策をし、リスクに直面しながら日々診療等をして下さっている方々へ支援をしていくことが必要であり、今後の支援策につなげていくために本陳情については継続審査として、支援に前向きに取り組んで頂きたいと判断いたしました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
陳情第5号 『中小企業家賃支援補助金』の交付条件の見直しを求める陳情
陳情第6号 『中小企業家賃支援補助金』の交付条件の見直しを求める陳情


『鎌倉市中小企業家賃支援補助金』に交付に関して実情に合わない条件があるので条件の見直しを行政に働きかけて頂きたいとの要旨です。
【取扱と意見】
中小企業家賃支援補助金については、鎌倉市が国や県の補助が様々決定する前に、スピード感を持って実施して頂いたものと認識しております。今の補助金の条件では交付されない事業者がいらっしゃるとのことは確かにありますが、見直すのではなく、これはこれとして申請期日まできちんと対応し、国や県からも補助金が出てきている中で、鎌倉市として苦しい方々にいきわたる支援策を新たに取り組んで頂きたく考えております。そのため、交付条件を見直してほしいとの陳情には採択はできませんが、行政に対してきちんと新たな支援策を検討していただくために、継続審査とさせていただきました。
(陳情第5号と第6号は同趣旨の陳情と判断し同じ考えです)
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
陳情第7号 鎌倉市内の観光事業関係者に対する支援金制度の創設の陳情

観光客を顧客対象とする個人事業及び企業に幅広く支援金を補助する要旨の陳情です。
【取扱と意見】
中小企業家賃支援補助金を受け取れない方々がいらっしゃったことは承知しております。しかしながら、観光客を顧客対象とする個人事業および企業というのが、どの範囲なのか、そこの基準が難しいです(他の委員も質疑されていました)。国や県も補助金等の取り組みをしている中で、観光産業従事者だけでなく市内の事業をされている方々に対して、支援を考える必要があり、その中で鎌倉市が行う支援を検討することが必要と考えます。そのため、前向きに市内事業者全体に向けての支援を考えていただくために結論を出すことと判断しました。
⇒ 委員会での審査結果:継続審査
観光厚生常任委員会に所属、議会広報委員長に就任
6月の役員改選により、各議員の所属委員会に変更がありました。私は引き続き、観光厚生常任委員会に所属いたします。
1年間委員長を務めさせていただき、ごみ行政に対する所管事務調査「将来にわたる安定したごみ処理体制の構築について」の実施、意見聴取会で市民の方からご意見がありました「観光と福祉」の観点から、触ってわかる凹凸、点字などで表現し、視覚障害者をはじめ誰でも使えるマップ「触るマップ」の作成に向け政策提言を行い、行政に取り組んで頂けることになりました。
またこの度、議会広報委員会では委員の皆様からの推薦があり、委員長に就任いたしました。議会だよりの作成、議会報告会&意見聴取会の実施など議会についての情報を市民の皆様にしっかりとお届けできるように、より分かりやすい紙面構成の検討や子ども向けのページ作成、SNSによる発信など、様々協議して取り組んでまいります。
・観光厚生常任委員会
| (委員長)志田一宏 | (副委員長)長嶋竜弘 | 西岡幸子 |
| 河村琢磨 | 日向慎吾 | 吉岡和江 |
・教育こどもみらい常任委員会
| (委員長)安立奈穂 | (副委員長)納所輝次 | 千一 |
| 竹田ゆかり | 前川綾子 | 髙橋浩司 |
・建設常任委員会
| (委員長)池田実 | (副委員長)大石和久 | 武野裕子 |
| 中村聡一郎 | 伊藤倫邦 | 松中健治 |
・総務常任委員会
| (委員長)高野洋一 | (副委員長)保坂令子 | くりはらえりこ |
| 森功一 | 山田直人 | 久坂くにえ |
・議会広報委員会
| (委員長)日向慎吾 | (副委員長)中村聡一郎 | 安立奈穂 |
| 武野裕子 | 志田一宏 | 納所輝次 |
| 前川綾子 |

6月定例会一般質問について
定例会開会前に開かれた議会運営委員会において、6月の一般質問については、市がコロナによるBCP(鎌倉市業務継続計画)体制下との事なので、そのことを配慮して一般質問は一人30分をめどに行うことになりました。
会派の場合、2人なら1時間を一人がやっても良く、3人会派なら1時間30分となりますが、できるだけ1時間で終わるよう努力することになりました。
その結果、6月定例会の一般質問は、無所属議員が30分、会派所属議員は1時間を努力目標に行うことになり、事前の打ち合わせはメールと電話で行い、なるべく対面して行わないようにすることを確認しました。
私の会派、鎌倉夢プロジェクトの会は高橋代表と協議を行い、現在の職員の方々の体制と仕事量、事前の打ち合わせにかける時間を考え、6月定例会では一般質問を行わないことにしました。
コロナウイルス関連の対策は議会災害対策会議において、市の災害対策本部の情報を得て、質問や要望をしております。

6月定例会が開会
本日から6月定例会が開会しました。今定例会では役員改選が行われ、副議長選挙が実施されました。
議長と副議長は本会議において、各議員が投票する選挙を行っていますが、鎌倉市議会ではその前に立候補をして、所信表明をするやり方をとっています。5月29日の締め切りまでに、「議長は立候補者なし」「副議長は西岡議員が立候補」し、所信表明は西岡議員のみ行いました。
本日、行われた副議長選挙で有効票数24票のうち、すべての24票を獲得した西岡議員が副議長となりました(議長は続投)。
新たな鎌倉市議会の3役が決定しました。
久坂議長・西岡副議長・山田監査委員

腰越橋から神戸橋にかけて護岸工事(進捗)
4月27日に投稿しましたが、腰越橋から神戸橋にかけて護岸工事が行われております。昨年の台風の際に、民家の裏の崖が崩れてしまい、なるべく早急に工事をして頂くように要望しておりましたが、工事が進んできました。川沿いに住まれている方にとっては不安でありますので対応していただき感謝しております。護岸工事は7月10日までの予定です。



大船駅クリーン大作戦に参加
3月からコロナウイルス感染拡大防止のため中止されていましたが、今月は実施されるとのことで、今朝参加してきました!

マスク着用かつ距離を置いての清掃となりましたが、久しぶりにお会いする方もいて、現状について色々とお話が出来ました。


20名ほどの参加でしたが、かなりの量のごみになりました。拾った分、まちがキレイになりましたが、逆に考えるとその分ごみが散乱していたことになります。今回は特に煙草の吸殻や空き缶をたくさん拾いました。一人ひとりが意識すれば減らすことができるごみです。
なぜ捨ててしまうのか。誰も見ていないから、灰皿やごみ箱が近くにないから、持って帰りたくないからなのか。考えなきゃいけないことではありますが、まずは捨てない意識を持つことが大切です。

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症はなくなったわけではありません。新しい生活様式を実践していくことが大切です。
私が毎月実施している腰越クリーン&ガーデニング大作戦も、4月から中止をしておりますが、6月は感染対策をしつつ開催を検討しております。ぜひ、こちらもご参加ください。
腰越ラジオ体操再開
コロナウイルスの影響で中止されていた「腰越ラジオ体操」が6月1日から感染拡大防止対策に努めながら再開されました。
早速、私も参加してきました。朝の静かな海を目の前に、波の音を聴きながら、贅沢なラジオ体操です。気持ちの良い一日のスタートになります。
しばらくの間は、以下の日程で行われるようです。
日時:平日 月、水、金曜日 7時30分~
場所:腰越海岸


海水浴場開設を中止。早急に安全対策とルールが必要。
6月1日に鎌倉市・逗子市・葉山町が今年の夏の海水浴場開設を中止することを発表しました。
まず、早急に取り組むべきことは、先日投稿しましたが、海水浴場開設しないことで、これまでの条例が適用できなくなるため、海水浴場ではなく、海・砂浜に対しての安全対策とルールをきちんと定めることだと考えます。
なぜルールが必要か、鎌倉市が海水浴場に対して条例を制定した経過を簡単にまとめました。
鎌倉市では、平成26年(2014年)2月に「海の家の営業に関するルール」を海浜事業者とともに策定し、同年6月に「鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例」を制定しました。
条例制定の経緯は、海水浴場だけでなく近隣も含め、騒音や治安やごみなど不安要素が深刻さを増していた状況があり、海の家のクラブ化・入れ墨を露出した若者・酒酔い客によるマナーの悪化に対処するためでした。
しかしながら、同年、逗子市が「日本一厳しい」とうたい、砂浜での飲酒や音声機器を使った音楽などを禁止した条例を定められたこともあり、禁止ではなく努力義務としていた鎌倉市は結果として、風紀・マナーの改善について一定の効果はありましたが、過度な飲酒によるトラブルなど、苦情件数が前年比で約2倍となりました。そのため、私自身も健全化に向けた新たな取組が必要であると考えました。というのも、「飲酒や音楽を流すことすべて悪いという訳ではないですが、家族連れや子ども、お酒を好まない人、音楽ではなく静かに波の音を聴きたい人など、それぞれ楽しみ方が異なる人たちが海に来ています。」皆が海を楽しむためにも、条例を強化し、風紀改善への取り組みを行うように要望いたしました。
翌年(2015年)、努力義務としていた迷惑行為を禁止行為に条例を改正し、鎌倉市も砂浜での飲酒と音楽機器の使用を禁止にしました。また、海浜組合連合会の皆様のご理解とご協力をいただき、海の家の営業時間を「午後10時まで」を「午後8時半まで」にし、警備体制を強化のため警備員を増やすなど、海水浴場の健全化に取り組みました。
その結果、苦情件数が前年比で約3分の1に減少(海水浴客は約3割減少)し、一定の改善が図られました。私自身も何度も砂浜を歩きましたが、クーラーボックスいっぱいにお酒を持ってくる人や、音楽をかける人も少なくなり、「条例を知らない」という人もいましたが、改善されてきたという印象でした。
そして、平成28年(2016年)には、由比ガ浜茶亭組合のご協力があり、由比ガ浜海水浴場がアジアで初めて国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得し、条例やルールも少しずつ海水浴客に伝わっていきました。他にも、鎌倉スポーツビーチ、キッズ&ファミリービーチ、バリアフリービーチ、子供向け海上遊具の無料貸出し、ライフセーバーと遊ぼう 海の安全教室、ライフジャケットの無料貸出し、水陸両用車椅子の無料貸出し、スマートビーチプロジェクトの実施など、様々な取組を行い、誰でも訪れられる安心安全な海水浴場を目指して、市全体が一丸となり形になってきています。
文章で書くと、経過としてはざっくりこのようになりますが、これまで、地元の声や海水浴客の声など、現場の状況を見極めて判断しつつ、市民や警察、関係機関の方々、特に海浜組合連合会の皆様のご理解とご協力があって、本当に市全体で「海水浴場の健全化」に向けて取り組んできました。
鎌倉の夏の海に対して、海水浴場の条例・海の家のルールとしっかりと根付いてきたものを、今年の夏は海水浴場がないからということで、すべてを自由にするのではなく、コロナ対策も含めて、これまでと同じような夏の海・砂浜における安心安全の対策とルールを定めることが必要と考えます。

公共施設を順次再開します
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、休館していた公共施設等を順次再開します。感染症予防対策を講じながらの開館のため、施設により「事前予約制」「利用時間や人数の制限」等があります。
・公共施設の開館等一覧





