アスベスト除去作業について

2025-01-15

令和6年7月下旬に鎌倉市立小中学校(建築年度から、アスベストが使用されていない大船中学校及び第二中学校を除く23校)を対象として調査を開始したところ、石綿含有の疑いのある吹付材が見つかったため、検体を採取したところ、小学校3校、中学校1校で、石綿含有吹付材の使用が確認されました。

【記者発表】2024年10月1日
鎌倉市立小中学校における石綿含有吹付材(アスベスト)の検出について

空気環境測定の結果、全校において目安値を下回る結果となりましたが、第一小学校及び腰越小学校の石綿含有吹付材が露出の状態となっている天井については、今後の石綿含有吹付材の劣化や破損などによりアスベストが飛散するリスクが大きいことから、第一小学校については、冬休み中に除去作業が行われ、腰越小学校は1月20日から除去作業が行われます。

それ以外の箇所については、石綿含有吹付材が天井裏にあることから、現状のままにおいても周囲に飛散するような状態にはないものの、災害発生時等による建物の損壊などに伴う飛散のリスクなども想定されることから、児童・生徒の安心・安全確保のため、計画的に除去を実施します。

1月20日から除去作業が行われる腰越小学校の保護者の方から不安等のお声があることを教育委員会へ伝え、「物理的に入れないように、子どもたちが近づかないように、しっかりと対策をして作業をするよう」要望をいたしました。

教育委員会からは「除去作業時には、物理的に入れないような対応をして、子どもたちの安全を守る」との回答がありましたが、除去作業開始前の様子を見に腰越小学校へ行き、校長先生に対策や作業中に子どもたちが近づくことがないように話をいたしました。

しっかりと現場確認し安全安心な対応を行ってまいります。